2008年10月アーカイブ

アルテピアッツァ美唄+モエレ沼公園@北海道

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20日から秋分の日まで、北海道へ旅行に行って来ました。
初めての北海道。いろいろ観たくて、気になって、なんだか忙しいけど楽しい旅行となりました。

訪問地は、
小樽→モエレ沼公園(札幌)→美瑛→富良野→旭山動物園→アルテピアッツァ美唄
と、札幌・旭川を中心に主要なところをめぐりました。

アルテピアッツァ美唄については、あまり有名でないのか、旅行ガイドにも載っていませんでしたが、ちょうどその先月号の雑誌「pen」で紹介されていた美術館です。

旭川から札幌空港に帰る途中に、時間があったので、「おまけ的」に立ち寄ったのですが、今回の旅行で一番良かった場所でした。

詳しくは、ホームページを参照いただきたいのですが、とてもとても美しい場所です。美瑛や富良野などに代表される北海道の美しい景色は、自然+農場の牧歌的な雰囲気がありますが、どうも身近な感じがしなかったのですね。景色と同レベルに立てないというか。
それに比べ、美唄は人がかつて使っていた学校の校舎を美術館にして、彫刻家「安田 侃」の作品だけが、庭園や体育館や教室・廊下にポツンと置かれている。
また、その彫刻の石やブロンズの形がやわらかいだけでなく、実際に触ってみると暖かくて、やわらかい。石やブロンズが温かみを持つはずがないのですが。
そして安田侃の彫刻は、どれも生きているようです。直接生き物を連想させる形をしてるわけではないのですが。

安田侃もイサム・ノグチのモエレ沼公園と同じように子供のための場所を作ることを意図していたとのことですが、モエレ沼のような威圧感を感じない、とてもやさしい空間です。
美しい庭園に囲まれた木と赤い屋根の木造校舎。そこに点在する白と黒と金色の彫刻。
なんとも不思議で、夢の中にいるような場所でした。

今回は、秋でしたが、次は冬に行ってみたいですね。雪の中の彫刻・・・美しいだろうなぁと。

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左上:グニョンと垂れたような門形。黒も緑の丘に映えます。
右上:教室内に置かれた彫刻。手で触れてOKな美術館は楽しい。一つ家においてずっと撫でていたい肌触り。
左下:安田氏の彫刻によく見られる種みたいな形。妖怪のようで愛嬌があります。
右下:森の中に突然現れる彫刻。トレッキングの途中に見つけたら、さぞ驚くだろう。UFOとか怪物の卵とか。
なお、東京ミッドタウンで安田氏の彫刻が見られるようです。


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さて、アルテピアッツァに対して、モエレ沼公園
こちらは、イサム・ノグチの最後の作品群とのこと。
子供が遊べる彫刻と場所を作りたいという趣旨らしい(←すごく端的な表現ですが、詳しくは関連書籍をお読み下さい)のですが、そのスケールに圧倒されました。

DSCN5072.JPG噴水もドーンッとでかい。この噴水でsonyのCM(噴水に色とりどりのボールを入れてはじけるキレイなCM)のようなことをすると、怪我をしそうです。



なんだか、北海道のスケール感が身近な公園にも反映されていて、自分の立ち位置というか、存在を小さく感じるうちに、小さいからこそ自由に遊びまわれる開放感を感じれる公園でした。



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公園の中に野球場もあるのですが、さすがモエレ沼公園。観戦席の土盛りが美しいです。ここでのんびり野球を眺めるのも気持ちがいいだろうなぁと思いながら、一番のお気に入りです。
右側の写真中央。小さい人影は僕です。彫刻の大きさと広さ。伝わりますでしょうか。





出稼ぎ渓流

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雲海の写真です。手すりが写ってしまい残念ですが、なかなか幻想的でキレイな景色でした。
この景色。決して珍しいものではなく、一週間、毎朝現場へ向かう途中みられました。

10月の19日~24日まで、某県、某所の渓流調査に行ってきました。
本来の設計の仕事ではないのですが、設計の合間をぬって、出稼ぎです。
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調査の内容は、左のような画像の渓流を一日3~5本登って、
「土石の移動がないか(安定しているか)」
をメインに調査します。
渓流の下流に人家や、線路、道路がある場合、どんな山奥でも一つづつ危険と思われる箇所を調査して、大切な人命と資産を守っているのです。国や政府は。
公共事業⇒税金の無駄遣いというイメージがありますが、こういった公共事業は大切だと感じます。

さて、この出稼ぎ。
以前、お世話になっていた会社のヘルプで行ったのですが、とても楽しかった! とても勉強になりました。

もともと、その会社では、設計メインに勤務していたので、現場は初めてです。
地形図や、写真で見る現場とは、全く違って、下っ腹がギューってなるような恐怖感、一本調査が終わって降りて来た時の安堵感。忘れられません。
地形図上は、等高線何本分で何ミリ間隔なんてみている傾斜が、まったく僕じゃ登れなかったりします。
こんな傾斜に土留めして、コンクリート打って・・・なんてCAD上で描いていたのですが、現場を知ってからの一本の線。線の強さが違って来る気がします。
現場で得られる情報は、いくら本で調べても、写真を眺めても勉強できる量が違いますね。やはり、実体験は大切です。設計業務や大学時代の河川や地盤の講義を含めて、「あぁ、あれはこういうことだったのね」と思うことが多い、一週間でした。

それにしても、お金をもらってのシャワークライミング。楽しかったなぁ。
また人員が足りなくて、僕のような足手まといでよかったら、お声を掛けてください。


村上春樹さんによると

久しぶりのブログ更新です。
何とか、仕事関係だけにしようと思ったのですが・・・。書くことがあんまりありませんね。
かといって、仕事をしていないわけじゃありません。まだまだ、人に話せる段階じゃないのです。

ということで、日常の話題でお茶を濁すわけです。
あんまり、こういったクダケタ感じで、だらだらと書くと、逆にお客様が逃げてしまうのでは?と心配ではありますが・・・
そうは言っても、せっかくのホームページ。アクセス数も開設当時の10パーセントを切りました。
全然更新していなくて、申し訳ないです。

まぁ、建築家と言ってもキャラクター商売です。
建築家として、僕自身を知ってもらう上でも日常的な事を公開することは、必要だと言うことで。
僕の考えですが、建築家の全体像って、こんな感じです。

sekai.jpg蛇=バランス力
亀=個性
象=センス
その他=技術や、法律や、その他(たくさんの知識と経験が重なって。)
突っ込まれると辛いので解説は致しませんが。