2010年10月アーカイブ

いかにして「伝えるか」ということ

随分と秋らしい気候になりましたが、皆さんお元気でしょうか?
先日、このブログにも書きましたリフォームの案件、ただいまプレゼン資料を作成中です。
(一昨日までカンボジアに行っていたので、作業復帰は昨日からですが)

プレゼン資料は、いわば僕らの最重要営業ツールですね。
ご提案する「案」がお客様の共感を得ないことには仕事になりません。
いろいろな方法で、出来上がる空間の良さや特徴をアピールするのですが・・・。
方法はいろいろあって、それでも同業者は同業者の同じような方法になるんですね。
いろいろありつつも、あまりたくさんの方法はない。
平面図で基本的な間取りを表現して、それに加えて模型を作ったり、パースを書いたりします。
例えばこんなパースを前回は6枚ほどご提示しました。
S-リビング.jpg

S-化粧台.jpg
平面図を添えて、1枚のプレゼンシートにして、打合せが終わってから施主様がゆっくりご検討できるように、説明の文章を書き加えます。

そして、思うのですが、その文章がいつもながら難しく思うのです。
使い勝手や、動線については表現しやすい。
しかし、その空間性については、なかなか上手な表現が浮かばないのですね。









っと、ここで、新潮社の「考える人」という雑誌(2010年夏号)を読んでいて、面白い記事がありました。
脳科学に取り組んでいる藤井直敬氏の言葉なのですが、
『なんでもかんでも言語化しなくてはいけないのかという問題もあります。いま取り組んでいる多次元の複雑な現象を言葉にして書き記すことは無理だから「僕はこう感じました」としか納得しようがない気もしているのです。~~~言葉で説明されたことは腹に落ちないところがあります。』
とこと。
やはり、実際に建ち上がるまえの空間ですから、パースや模型でお施主様に「腹に落ちて」頂かないといけないなぁ・・・・などと思いつつ、今日もパースにしようか、模型を作ろうか思案しているところです。

本当は、その前に前提となるプランがまだ煮詰まっていないのですが・・・。