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イタリアンバルのショップカードをデザインしました。

たくさんのショップカードが並んだ中から「いかにして目立つか?」「お店の特徴をいかに伝えるか?」を考え、Gattiの"G"の文字をワイングラスに見立てて、シンプルな構成の中に、赤ワインの"赤"が映えるようにデザインしました。
お客様のご要望から、ロゴ自体は、ショップカードだけでなく、メニューや看板、ホームページなどに転用するため、なるべくシンプルで背景に左右される事なく使いやすいデザインとしています。

候補としてはこちらの↓案もありましたが、やっぱり最終案ですね。
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お店は、藤沢駅の北口すぐにあります。食べログでも4.5の評価を得ている人気のお店。
お近くにお寄りの際は是非!




設計は難しい。でも、楽しい。~業務閑話~

ある日の一日の事です。

朝から、料理をしています。
作る料理はポトフ。
ウィンナーの代わりに手羽先肉を使いました。
なんだか、「骨の付いた肉」を煮込むと、とても美味しい気がするんですね。
きっと、ラーメン屋さんの出汁のイメージでしょうか。豚肉よりも一人ご飯のためだから、体にもいいように思ってしまいます。
家ではなるべく野菜を食べて、外では美味しいお肉をたくさん食べるようにしています。
これも、自分のための料理ですから。しっかりアクをとって、黄金色のポトフではありません。多少にごっていても、美味しければいいのです。
初め材料を並べたときは普通のカレーのつもりだったのですが、4日からカンボジアとタイに旅行に行ってきます。向こうの料理は大体カレーであることを聞いていたので、急遽ポトフになりました。

今日からまたしばらく寒くなるだろうから・・・・。きっと体が暖まるでしょう。
しばらく煮込んで、火を止めておきます。
「煮物は冷まして味を仕上げる」
どこかで聞いた言葉ですが。
夕方から夜まで今日はリフォームセミナーがあるので、きっと帰るころにはよく味がしみていることでしょう。楽しみです。

私は自宅兼仕事場にしていますので、今日の仕事場はブーケガルにのいい匂いが満ちています。
お腹は空いていないけど、なんだか幸せな気持ちになります。
ポトフの用意をしながら、にんじんとたまねぎでサラダを作って簡単な朝食にしたので。

弱火で煮込みながら、今お話しを頂いているリフォームのプランを考えています。
大きな規模のリフォームですが、新築とは違った難しさを感じます。
もちろん、もともとの建物があります。これは大きなフレームワークです。
そして、構造の制限があって(もちろん構造も殆どを変えることが出来ますが、そこには予算という大きな闇のカーテンがかかっています)
そのなかでお客様のご要望と、僕自身が見つけた設計の手がかりを組み合わせて・・・気がつけば何十ものパターンを作っています。
小さなスケッチでもひとつづつナンバーをつけていかないと、こちらも混乱してしまうくらいです。
お客様にご提示するのは、出来ればその中から多くて3プランにしたいと思っていますので、ブラッシュアップにも一苦労です。
ご提示するプランが出来上がるころには、「もう、これしかない!」って思えるのですが、まだまだその段階には来ていません。

伊礼 智という住宅作家の大家の先生が著書でこんなことを書かれています。
「『設計は整理すること』です。設計者はクライアントの迷いに満ちた要望を整理し、迷路に陥ることなく、その中から砂金を探すように、自分のエネ ルギーをかけるべき設計の手がかりを見つけるのです。そして、それがクライアントの言葉に出来なかった共感につながれば・・・」
お施主様も設計者もみんなが満足できる住宅が作れるということだそうです。
僕にはこういう表現で言葉にすることは出来ませんが、なんて的確な表現なんだろうと関心させられます。

今回のお客様は、僕の両親よりほんの少しお若い年齢のご夫婦です。
いくら僕が建築設計の世界で専門家(といってもまだまだ若輩者ですが)としてお仕事をしていても、住宅という中で生活をしてこられたお客様方は、「生活の大先輩」です。
お話しをしている中でもいろいろと勉強になることが多く、今回打合せをして、プランを作成しているだけでも、僕の中では少しづつでも「成長」というものを感じています。
じっくりと話し合いを続けて、ゆっくりとですが、いい住宅が出来るように努力していきたいと思います。

僕でさえ、今住んでいるアパートで、「ここがもうちょっとこうだったら便利なのに」と思うことがたくさんありますから。お客様の不便と感じる部分は全てこれからの設計に気をつけるべき部分なのだなと思っています。

さて、今回のお話。形になるかはまだわかりませんが、僕はやはり住宅の設計という仕事が好きです。先ほどの伊礼さんの言葉ですが、
『設計は難しい。でも、楽しい』
これほど正しい表現はありませんね。

・・・・鍋が少し噴いて来ましたので、続きはまたいつか。

新製品"ICP"のロゴデザイン

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知り合いの方からご紹介いただき、某企業様の新製品に使用するロゴデザインをさせて頂きました。
その製品は、小さな球体のガラスを敷き詰めたシート状の製品で、滑りの良さがポイントとなるものでした。
そのため、ガラスの球体のイメージと、少し傾けたロゴが滑らかに移動するイメージを組み合わせたロゴを考えました。

上のロゴは最終案ですが、こちらは最終案に至までのデザイン案です。
お客様にご提案しながら打ち合わせを重ね変更していった遍歴です。
上から順番に古いものや同時に提案したものです。こうやって見ていくと、面白いですね。

まず初めのたたき台です。
なるべくたくさんのイメージを作って、全体の感覚を掴んでいきます。
A_060925のコピー.jpg
次に、実際にお客様に提案したロゴです。ここでずいぶん案も絞られてきます。
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ここから打ち合わせを重ねて、ブラッシュアップしていきます。
パンフレットなどのカラー印刷物だけでなく、梱包材にも印刷するとの事で、白黒でもはっきりわかる事が求められます。

そして、最終提案。決定案も含まれます。
A_061113のコピー.jpg

それから。ロゴデザインの後、会社用のクリアファイルのデザインもさせて頂きました。
真ん中で折り返す図で、薄いグレーの部分は半透明のグレーでのデザイン提案を行いました。
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藤本壮介さんのセミナーから、そのまま六本木に移り、オンデザインの西田さんにお誘い頂いた、『ゴカマチイエプロジェクト』という活動のワークショップに参加して来ました。

場所は西田さんが設計されたレストラン、『六本木農園』です。
こちらのレストラン、内装は有名な佐官職人である久住さんが手掛けたもので、大変有機的で独特の雰囲気を作りだしています。今年の夏、この内装の佐官作業に参加させて頂いて、一部僕の作業も入っています。ですので、ちょっと愛着がありますね。
久住さんの作品ですが、現在新潟で開催されている、『水と土の芸術祭』という芸術祭で見ることが出来ます。
その節は、丁寧に『佐官』のお話しをして下さって、お世話になりました。
佐官という技術について、今までの感覚とは違う、アーティスティックで自由な表現を感じることが出来ました。ありがとうございます。

話が逸れました。
ワークショップの内容について、詳しくは省かせて頂きますが、建築手法を用いた地域参加について模索していくワークショップで、これからも継続して行っていくとの事。これからが楽しみな活動です。

当日は、前半を株式会社umari代表取締役プロジェクトデザイナーの古田秘馬さんがその活動を中心にした住民参加の街づくりについてのお話があり、後半は、実際のゴカマチイエプロジェクトの説明と参加者によるディスカッションがありました。
ゴカマチイエプロジェクトについては、これから具体的になり、僕が参加出来たときに、またここでご紹介できたらと思います。

さて、プロジェクトデザイナーの古田さんのお話ですが。
以前、J-WAVEの番組で、八ヶ岳で行っている「日本一の朝プロジェクト」について聴いたことがあり、とても印象に残っていたのですが、ご本人に直接お話しが聞けるとあって、とても興味がありました。

感想としては、「とても面白い」の一言です。
話の内容にも、古田さんという人間にも引き込まれていって、眼が離せない。内容をメモに取ろうと思うのだけど、メモを取っている時間ももったいない。そんな話でした。
忘れないように、当日のお話の概要を書いて置きたいと思います。
箇条書きにすると、とても堅苦しく感じるのですが、実際はとても楽しい語り口でした。
参加者も20人くらいと少人数でしたから、古田さんが一人一人に質問を行いながら、「プロは違うなぁ」と関心して聞いていました。
印象としては、
・笑顔が大きい
・腰が低い(自分を笑いのネタに出来る。しかも卑屈じゃない)
・人を参加させる
といった点です。僕も今後プレゼンテーションの時には見習いたいと・・・。


1.『まちづくり』について
 ・まちの「活性化」とまちの「魅力」は異なる
 ・まちの「作り手」と「受け手」の間で、共通の言葉がない

2.コンセプトとアイディアについて
 ・コンセプト=意味付け
 ・アイディア=仕掛け
    ハード(条件)×アイディア/コンセプト
 ・コンセプトとは、日常に基く物であって、日常を読み解いてくと、その人の哲学となる
    →"目的の本質に近づく"
 ・アイディアは、分解して、掛け合わせて、固定しない。

3.文化や賑わいとは
    ハードウェア×ソフトウェア/コンセプト
 ・どちらにしてもコンセプトが大切
 ・ちょっとプロジェクトが上手くいって、拡大したときに、コンセプトがぶれるから、大体、大きくしすぎて失敗するまちづくりの例が多い。

4."D30"について("価値のパラダイムシフト")
 ・『デブで体脂肪30パーセント以上の人のサイト』とのこと。「太った人のライフスタイルマガジン」
 ・「最近、太った人に風当たりが強くなって、デブが生きづらい世の中になった。こっちは楽しんで太っているのだから、デブを応援するサイトを作る」がコンセプトで、そのサイト。一見「そんなアホな」と思いながらも、作っている人が真剣なのだから、真剣な上に面白いです。
 話は、ここから「価値のパラダイムシフト」の話になって行きます。
 「僕たちデブは、お礼に1万円くらいのいい肉をもらうと、とても興奮するんですね。現金で1万円を報酬でもらうよりも、10万円くらいの価値があるわけです。これが価値のパラダイムシフトです」
 ・・・なんだか納得です(笑)

5.ネーミングについて
 ・ネーミングは、『ユーモア』 『ファンタジー』 『センス』が命。
 例: ~農業実験レストラン~ 六本木農園
    左脳:コンセプト 『農業実験レストラン』/キャッチコピー
    右脳:テイスト、雰囲気 『六本木農園』/プロジェクトタイトル
  ・・・うちの設計事務所も、まずはネーミングを考えないといけません。

6.その他いろいろ。
 ・アフリカのある地方の雨乞いは100%必ず雨が降る。なぜなら雨が降るまで雨乞いをするから。(3日(3ヶ月も4ヶ月も踊り続けるそうです)  →つまり、失敗したプロジェクトはない
 ・「誰に対して??」を明確にする
 ・身近な相手の『点』をつなげる → モチベート
 ・頭が勝手に『不満』を作る → 視点を変える仕事
 ・10件のうち、7件の依頼は「やらなくてイイ」と言って「やらない」
 ・法律を作ると言う仕事は、最もクリエイティブな仕事
 ・ブランドとは、共通の企画の上に『思い』を乗せる

以上です。ゴカマチイエプロジェクトについては、また後日ご報告いたします。
このワークショップの後、六本木農園のフロアに移り、立食の懇談会に参加しました。
おいしい料理と、いろいろな分野の専門の方のお話を聴けて、大満足の一日でした。
お誘いくださった、西田さん、運営をなさっている皆様、ありがとうございました。
次回のワークショップも楽しみにしています。



新しいロゴを作成中

ホームページのリニューアルにかこつけて、更新の滞っていたこのブログですが、皆様お元気でしょうか。
さて、せっかくのリニューアル。名刺やロゴも作り直そうと思い、現在ロゴの作成中です。
以前使っていたロゴは、
 「なにをしている事務所か全くわからない。」
 「家っぽくない」(←??)
 「つめたい」
などの貴重な意見を頂いていたので、今回は、
 「『こちらは設計事務所ですよ!』とイメージを持ってもらう」
ということを目標としています。もちろん「センスよく」とか「さわやかに」などなどの要因はもちろん考慮しますが・・・。(こちらは皆さんからのご意見募集です)

作業手順です。
最初は、そこら辺のウラ紙に落書きを。ぼやっとした形になってくると、ちょっと気合を入れてスケッチブックにグリグリ落書きをします。
この時点で大体のイメージは固まっています。(ウラ紙の時点でイメージはあるのですが、スケッチブックの段階ではいろいろな可能性にも挑戦しています。もう、20案くらい。多分かっこ悪いだろうなと思いながらも一応描いてみます。だけど落書きなので楽しいのですね)
ここからパソコンの登場です。
イラストレーターで輪郭を描いて、バランスを調整します。NewLogo-1.jpg↑全体で「家」のイメージです。正しい「家型」です。補助線が足場みたいですね。工事中です。
ここで、全体のバランスを調整します。線の太さや、「白」の部分の量、縦横比など。

次に、大切な色ですね。いくつか並べて、近くによったり、ボヤーっと部屋の反対から眺めてみます。
NewLogo-2.jpg


↑やはり、設計事務所も接客が大切なので、明るい、暖かいイメージの色がいいのでしょう。
・とすると、「青」系統はダメなんだろうなぁ。
・オレンジ(黄色)も好きなんだけど、僕の憧れの設計事務所「サバイバルデザイン」のロゴに似てしまう。(←いやいや、事務所名なんかはマネしたわけではありません。決して。)
・じゃあ、緑かな。赤より好きだし。
・・・・
と考えているのですが、いつも「色」は難しいですね。
僕は青が好きです。しかし「冷たいイメージ」があるんですね。雑誌なんかのダイエットの記事には「青いテーブルクロスを使用すると食欲がなくなり、食べる量が減る」と書かれているくらい。
しかし、「ステーキKENNEDY」という新進のステーキチェーン店をご存知でしょうか。こちら外食産業ではタブーとされていた「青」がイメージカラーなんですね。そして、とても成長しているとのこと(食品業界の友人談)

と言うことで、結局下のロゴにしようと思います。
自分経営なんで、気に入らなければ(評判が悪ければ)いつでも変更できますしね。
それでは、新しいロゴ含めて、今後ともよろしくお願いします。
(こうやってホームページ以外のことに手を出すからなかなかリニューアルできない)
NewLogo-0.jpg





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