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Pizzeria Cantu

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山梨県・甲斐市
新興住宅地に作られた、石窯ピザのお店。
開放感を大切にしながら、落ち着いた優しいデザインとしました。

竣 工 :2014年7月         
所在地 :山梨県甲斐市                
用 途 :店舗(飲食)             
構 造 :鉄骨造1階建て       店舗面積:102.11㎡
施 工 :家族建設
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もともと喫茶店を営んでいた場所に、ピッツェリアを造る計画でした。
条件としては、
「開放感と居心地の良さ。ずっと座っていたい気持ちのいい空間。しかし、レストランではないから、重厚なイメージではなく。大切なことは動線とガス式のピザ窯。」
でした。
もともと天井高さが4.0mもある空間でしたので、入り口側には、高さの開放感を生かしたジェラードとバーカウンターを作ったカフェスペースとしました。奥に行くに従って、ピザ釜とピザカウンター、トイレスペースで空間に違いを作り、大きな窓のに面した客席スペースまでをんとなくつなぎながら、感覚的にゾーニングできるように配置しました。
上の写真は、カフェスペースです。入り口近くでカウンター席と小さいテーブル席を設けて、明るい色調で、賑やかさを演出しています。
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カフェスペースから奥に向かって、落ち着いた感じの客席スペースがあります。
天井高さを意識的に下げ、壁の色やテクスチャーも明るい色から落ち着いたものに変えて、床の仕上げも軽いフローリングから、しっかりとしたタイルに変更しています。
P1010236.jpg客席スペースからカフェスペースを見た方向です。
入り口側の賑やかさから距離をとって、どの席でも静かな客席になるようにしました。
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今回も、日除けにはバーティカルブラインドを採用しました。
ブランドの造る影の美しさと面白さ。光の入り方と風のコントロール。
カーテン生地の良さもありますが、今のところ店舗と住宅に関わらずバーティカルブラインドを一番にオススメしております。
今回も南向きの強い日差しをコントロールすることで、涼しさと柔らかさを感じさせる窓周りになりました。
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今回Pizzariaのメインとなるピザ釜と大理石のマーブル台です。
写真では、あまり上手に写せず、とても残念なのですが。。。
こちらの白っぽい仕上げは「ガラス洗い出し」です。
耐火ボードでピザ釜とカウンター袖壁を覆い、左官屋さんに白モルタルに5mm前後のガラス粒を混ぜた生地で曲線まで整形してもらいました。
そして洗い出し。
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小さなガラス粒がいろいろな光を反射させて、ピザ釜もマーブル台も輝きます。
本当に写真で伝わらないことが残念です。
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そして、ピザ釜には名前をつける習慣があるのですね。名前入れは、ガラス粒に合わせて、色とりどりのビー玉を使いました。
洗い出し仕上げの出来はとても綺麗です。今回工事をしてくださった左官やさん、ほかの職人さんたちからは、「山梨で1番の左官屋さん」と呼ばれるだけのことはあります。ありがとうございました。

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最後に、細かいところを幾つか。
上の写真は、カフェスペースと客席スペースを分ける、ピザ釜とは逆の位置にある「トイレ・洗面スペース」です。
もともと変形した建物の形に、インパクトのある扇型のスペースです。
壁の仕上げも左官の色を変えて、こちらも計画的にゾーニングしています。
P1010244.jpgP1010246.jpg手洗いや、鏡、床のタイルなども、お店の雰囲気に合わせて選択しました。
水洗やトイレ、洗面器については、空間に合わせつつも、使い勝手とメンテナンス性の良さを考えて選んでいます。
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ドアノブや、照明など、普段私が設計している住宅では使わないようなデザインのものですが、店舗の雰囲気とイメージを造る上では大切な要素となっています。
壁の色や素材の使い方も含めて、住宅と店舗の違いを強く感じるプロジェクトでした。

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お陰様で、お店は連日大賑わいとのこと。
中央道の双葉サービスエリア(スマートインターで出入りができます)の直ぐ近くですので、ぜひお近くのお越しの際はお寄りください。石窯で焼いたピザはとても美味しいです。
よろしくお願いいたします。



01.jpg 店舗内装のデザインをやらせて頂いた、「バンザイ ダイバーズ カフェ(仮)」が完成しました。
大学時代からの友人夫婦が経営するカフェで、千葉県の勝浦市にあります。
お近くに行った時には、是非お立ち寄り下さい。
奥様がダイビングショップのインストラクターをしながら、ご主人がカフェの切り盛りをしています。
詳しくは、こちらのバンザイダイバーズのホームページをご覧下さい。

02.jpgもともとの店舗は、お寿司屋さんでした。1階がカウンターのみの客席と厨房、2階が座敷だったのですが、「アメリカンバー」をコンセプトに、随分と様変わりしました。カウンターと一体になった壁のフローリング材と、ガルバニウム鋼板で作った大きなレンジフードとキッチンパネルが特徴です。

2階のフロアからの眺めは、千葉の太平洋を一望できる、絶好のロケーションです。
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↓こちらが、2階から見える、お店の前面に広がる「太平洋」です。大きい風景です。
banzai (1).JPGともかく、中村家ご夫妻。おめでとうございます。
これからお互い若い事業主同士、頑張って行きましょう!お手伝いできて、本当に嬉しかったよ。ありがとう!





カフェの立上げ準備

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冬晴れの太平洋。空気はもちろん冷たいけれど、とても気持ちがいい外房の海です。
海の透明度も高いらしく、エメラルドブルーが冴えた波間で、数人のサーファーが波待ちをしていました。

今週の月曜日・火曜日と勝浦に行って来ました。もちろん、遊びではなく、仕事です。

友人が新しくカフェを開店するため、その予定物件の下見に同伴しました。
飲食店を開業する場合、「もともとの建物が飲食店であったかどうか?」で改装の手間・費用がかなり変わってきます。
厨房や、バックヤードの配置・間取りだけでなく、排水容量、ガス、ボイラー等のインフラ設備、消防法や衛生法への対応状態によって、建物だけでいえば、開店までの道のりが違うのですね。
俗に言う「居抜き物件」がもっともおすすめです。大きな工事が必要となるインフラ設備が整っている上に、店舗内の間取りがある程度出来上がっていて、外構にしても、駐車場の舗装や看板の設置等コストインパクトを抑えることが出来ます。

しかし、外見だけで判断が出来ないのも居抜き物件の気をつけないとならないところです。
大体厨房機器や、什器などが元の店舗そのままの状態で、「使えるものは使って、使わないものは処分していいから」なんて、話になるのです。
「使えるものは使って」というのは、とてもありがたいのですが、往々にして処分費というのは高くつきます。状態にもよりますが、30坪の元居酒屋で100万円くらい。
ですので、皆様も契約の際には、とてもお気をつけを。出来れば、設備屋さんや、大工さんに一緒に来てもらって、一つづつチェックすることをおすすめします。
「居抜き物件」とはいっても、上下水道の配管がダメになっていたり、キッチンのシンク裏の壁が腐っていたりと、「見かけでは分からない」部分に意外と費用が掛かります。
(しかも費用が掛かったわりには、見かけが変わらないので、なんだかもったいない気分になります。必要だけど。)

さて。友人のお店です。
奥様がダイビングのインストラクターをしているため、ダイビングの基地を併設します。
極力DIYで。できることは自分たちで。勝浦にはない、おしゃれなくつろぎカフェを目指します。


伊那・ツシ電器 Open!

DSCN5862.JPGとても天気の良い土曜日でした。
今日は、内装のデザインをさせて頂いた伊那・ツシ電器のオープニングフェアに行ってきました。

お店では、IHコンロのあるキッチンで料理の実演がされていたり、いろいろな商品のご相談にTさまがのっていたりと、普段からのTさまのお得意様がたくさんお見えになって、とてもにぎやかでした。

工事も無事終了し、目標通りの年内オープンをクリアしたTさまと工務店さん、お疲れ様でした。
そして、Tさま新装開店、おめでとうございます。


※店舗の詳しい設計と写真のご紹介は、後日アップいたします。


伊那・ツシ電器 建物完成

スギタデザインの開業前から進めていた、伊那・ツシ電器店の建物(外枠)が完成しました。
今回のプロジェクト、新築物件なのですが、その中に入る電気店のデザインをやらせて頂いています。

せっかくの新築なので、内装デザインの面から、建物の大家さんとその工務店さんには、いろいろと注文を聞いて頂きました。
外壁や、サッシ、シャッターの色、窓やトイレの位置。ほぼ全ての「こと」でこちらの要望を聞いて頂きました。工務店さんの方でも、何かと手数が増えたことと思いますが、ありがとうございました。

そして、一番はお施主様のTさまに感謝です。
本来、総2階建てのお店の予定でしたが、大胆に2階の床を半分にして、1階の店舗と2階の事務スペースをつなげた吹き抜けとしました。
通常、床面積 × ※万円で出される賃貸料から考えれば、なかなか了承頂けるプランではないと考えましたが。
Tさまの、お店のコンセプトと使い方、イメージを伺った結果、自信を持ってご提案し、Tさまにもプランの良さを信じて頂けました。

DSCN5513.JPG←2階の事務スペースから店舗スペースを見る。カメラのレンズ角度が小さく、とりきれませんでしたが、開放感があり、明るい室内となりました。

実施設計は一旦は終了しています。
本日再度現場で実測し、細かな寸法と納まり修正して、僕の仕事は終了となります。
これから、年末のオープンに向かって急ピッチで工事が進みます。
もう少しの完成。楽しみです。